筆者が学生の頃に発売したHD-AMP1。いずれ試してみたいと思いながらも7年もたってしまいました。今回手に入れる機会があったため試してみることにしました。

仕様
オーディオ特性
- 定格出力: 35 W + 35 W(8 Ω、20 Hz – 20 kHz、T.H.D. 0.1 %)
- ダイナミックパワー: 70 W + 70 W(4 Ω、20 Hz – 20 kHz、T.H.D. 0.1 %)
- 再生周波数範囲: 2 Hz – 96 kHz
- 再生周波数特性: 2 Hz – 50 kHz (-3 dB)(DSD、PCM: 192 kHz)
2Hz – 20 kHz(PCM: 44.1 kHz) - SN 比: 105 dB (可聴帯域)
- 高調波歪率: 0.05 %(1 kHz,可聴帯域)
- 入力感度/インピーダンス: 200 mVrms / 22 kΩ
- ヘッドホン出力: 350 mV / 32Ω
入出力端子 - 音声入力端子: USB-B × 1、USB-A(フロント)× 1、同軸デジタル × 1、光デジタル × 2、アナログ × 2
- 音声出力端子: ヘッドホン × 1、サブウーハー × 1
- その他入出力端子: マランツリモートバス(RC-5)入出力 × 1
総合 - 消費電力: 55 W
- 待機電力: 0.3 W
- 最大外形寸法: W304 x H107 x D352 mm
- 質量: 5.8 kg
- 付属品: かんたんスタートガイド、取扱説明書、リモコン(RC002HD)、単 4 形乾電池 × 2、
USB ケーブル、電源コード
※メーカーページのプロダクトインフォメーションより引用
外観
フロントパネルです。マランツのフルサイズアンプをコンパクトにしたような感じです。コンパクトとは思えない「つまみ」が2個ついており、左は入力切替、右はボリュームとなっております。加えて、中央には小窓型のディスプレイがついており、過去の名機を彷彿させます。その他にセットアップボタン、USB接続端子、ヘッドフォン端子がついております。

天板です。スリットが入っており排熱対策もきちんとされています。

サイドです。ウッドパネル調の板がついております。高級感があります。

背面です。このサイズでは珍しいアナログ入力×2、サブウーファーアウト×1、DIGITAL IN(COAXIAL×1、OPTICAL×2、USB DAC×1)、リモートコントロールIN×1およびOUT×1,スピーカーターミナルがついております。コンパクトながらも2系統ついている入力があることや、スピーカーターミナルは上位機種で採用されているタイプが使われています。ここまでの仕様でこの価格はコスパ良すぎです。

USBケーブルです。なんと付属してきます。

電源ケーブルです。フルサイズのプリメインアンプに使われているケーブルが付属し、安心のVOLEX製です。

リモコンです。フルサイズのプリメインアンプについてくるようなでかいリモコンです。このぐらい大きいと手になじむので便利です。なお、コンパクトサイズのアンプ系にはあまり大きなリモコンは付属しません。

ユーザー登録用冊子です。

説明書です。

かんたんスタートガイドです。

アンプの中身ですが、デジタル部分はデュアル・クリスタルクロック、デジタル・アイソレーション・システム、「SABRE 32」D/A コンバーター「ES9010K2M」&オリジナルデジタルフィルター「MMDF」が採用されております。
アナログ部分はHDAM®搭載フルディスクリート・プリアンプ回路、HDAM-SA2®インプットバッファー回路、Hypex UcD スイッチングパワーアンプモジュール、高音質ヘッドホンアンプ、3 段階のゲイン切り替え機能、オーディオグレードのフィルムコンデンサー等が採用されております。
これだけの技術や部品を組み込んで定価は14万円(税抜)。それが中古だと半額ぐらいで買えます。何度も言いますがコスパ良すぎです。
視聴機の紹介
スピーカー:Vienna acoustics「Haydn Grand Symphony Edition」
アンプ:Marantz HD-AMP1
SPケーブル:Amazon Basic 14ゲージ 1.5m
スピーカーケーブルプラグ:Nakamichi バナナプラグ
テレビ:TOSHIBA 55X930



視聴レビュー
『THE BEST OF TARO HAKASE』葉加瀬太郎
トラック01: ひまわり
※Amazon Music→PC→HD-AMP1(USB DAC)
バイオリン曲です。
音がとても柔らかく聞きやすい印象です。マランツらしい中域からくる音色に艶っぽさがありとてもキレイです。バイオリンの質感も素晴らしく良いです。このサイズ感なら申し分ないと感じられます。

『マイ・インターン(字幕版)』
Amazon Prime Video→APPLE TV→55X930→HD-AMP(光接続)
コメディドラマ映画です。
ストレートに音を出してくれます。
ピュアっぽい音が出てくると思いきや、AVアンプのようにセリフの歯切れ具合や効果音の質感が好印象でした。

総評
定価10万円超のプリメインアンプは、モニター的に忠実か、ピュア的に充実かどちらかの要素が強くでてきます。このHD-AMP1は両方の良い所が上手くマッチングしているような気がします。なので映画は光ディジタルで、音楽はUSBDACで、そんな使い分けができるんではないでしょうか。
スピーカーはVienna acoustics、B&W、モニターオーディオ、のブックシェルフにて行いましたがどれもが良いです。このぐらいのスピーカーなら、ある程度鳴らしてくれる実力もあるのでとても合わせやすいです。
またこれが一体型であることもポイント高いです。プリメインアンプとUSBDACをそれぞれ単体で組むと音のバランスなども見極める必要があり沼にはまりがちです。なのでそういった意味からもHD-AMP1はおススメです。
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