SONY HAP-Z1ESのHDDをSSDに交換してみた。

SSDが安くなったときにHAP-Z1ESのHDDを交換しました。

HAP-Z1ES

必要なもの

必要なものは、プラスドライバーとSSDだけです。

新品のSSD

筆者はSAMSUNG(サムスン)のV-NAND SSDの1TBを用意しました。およそ1万円で購入することができました。型番はMZ-76E1T0B/ITです。今なら MZ-77E1T0B/ECがおススメです。

SAMSUNG(サムスン)のSSDは音が良いという話から高級オーディオNASメーカーが導入しました。有名な所でアイ・オー・データ機器の「fidata」で850EVOが導入されていました。この850EVOは他社よりも圧倒的に音質が優れていたのを覚えています。音質の良さは筐体にあると感じています。こちらのEVOシリーズはずっとアルミ筐体です。他社の同価格帯にあるようなプラスチック筐体ではありません。

こだわりの筐体だ!

交換作業

まず、トップパネルのネジを2本外します。

次に、背面のネジを3本外します。これで蓋を開ける為のネジは外し終えます。

蓋を開けるとこんな感じです。交換箇所は右下の部分です。

HDDを固定されている部分を外します。画像に映っていませんが、ファンのコネクタを一緒に外します。

外したHDDです。ブラシレスファンと一緒についています。

HDDを外してSSDを取り付けました。なお、SSDを入れる時はファンをつけるのをやめました。ファンはノイズ発生になる為です。

SSDにSATAコネクタとDCケーブルを接続して本体に固定します。

ということで完成です。

蓋を元通り戻して、電源を入れたら工場出荷時設定をすれば使えるようになります。

SSDで使ってみた感想

早速、使ってみました。

ソニーのアプリから「オーディオ少年、これから何処へ?」を再生しました。DSD5.6MHzの収録です。

まず、感じたことはノイズフロアが減り、見通しが良くなったと感じました。HDDで埋もれていた部分がクリアになり楽器のセパレート感が出るようになりました。これまでHDDで使ってきた音質の1ランク上という感覚です。

さらにボリュームを上げても音が崩れません。HDDの頃はやや硬さが出てきました。それがSSDになるとしなやかになり優しくなりました。これはイイです。

言われてみればそうですが、HDDからSSDになったことにより、動作が早くなりました。これまでHDDではちょっともたつきがありましたが、それが無くなりスムーズに再生するようになりました。

交換したSSDがサムスンだから、筐体がアルミだから、でしょうか。SSDのデメリットである「線が細くなる」という印象が出ませんでした。交換方法はとても簡単なのでぜひお試しください。

ちなみに……

私はHAP-Z1ESの中を開けている最中にネジをフロントディスプレイ付近に落としてしまいました。これに1時間も苦戦したのでその話も書いておきます。もし落としたらここのネジを全て外してください。

全て外したら、フロントパネルが外れます。外す際はリボンケーブルも外してください。

もし、何かございましたらコメント頂ければ返答できるかと思います。なお、これは改造になりますので全て自己責任でお願いします。

商業サイトでレビュー記事を書くようになりブログを立ち上げました。好きなジャンルはオーディオとファッション、食べ物はアジの酢〆と土佐醤油

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