B&Wのブックシェルフスピーカー「705S2 Signature」

いつものオーディオショップで「おススメなスピーカーないですか?」と質問したところこちらをおススメされました。せっかくなので買ってみることにしました。

外観

新品ということで買ったため開封からご紹介いたします。

開封するとこんな感じです。

このモデルは705S2をベースにあらゆる部分がSignatureモデル仕様になっています。まずはこちらの外装がベースモデルと異なります。特別カラーとして2色あり、「ミッドナイトブルー・メタリック」「ダクト・グロス」があります。私が選んだのは後者になります。

ツィーター素材はベースモデル同様です。ただしグリルがブラックからシルバーになっています。

サブレンジユニットもベースモデル同様です。ただしエッジリングがシルバーになっています。

特別モデルのため、背面には専用プレートがついています。

付属品はバスレフポートにいれるスポンジです。中のスポンジが外せるので好みによって調整ができます。ここは通常モデルと同様です。

説明書も通常モデルと同様です。

サランネットも通常モデルと同様です。

インシュレーターも通常モデルと同様です。

別モデルは塗装とデザインだけではなく、ヒートシンクが大きくなり、コンデンサーも良くなり音質向上が図られています。

なお通常モデルと特別モデルの音質違いは「より深く」「より広がる」といった印象で2万円の価格差ならばこちらを選ぶ理由が良く分かります。今回はマランツ製のHD-AMP1で組み合わせをしました。

視聴機の紹介

スピーカー:B&W 705S2 Signature
アンプ:Marantz HD-AMP1
SPケーブル:Amazon Basic 14ゲージ 1.5m
光ケーブル:Amazon 光ケーブル 2m
STB:APPLE AppleTV 4K
※私が視聴する全てのコンポーネントは基本的にスピーカーケーブルを除いて純正品を使います。

視聴レビュー

今回の視聴スタイルは下記の通りです。
YouTube(アプリ)→Apple TV(HDMI接続)→55X930(光接続)→→HD-AMP1→705S2 Signature

『Best Friend(キロロ)』

どこまでも延びるボーカルの高域がとても気持ち良くなってくれます。
このスピーカーはウーファーとツィーターが分かれているのでその差が良く分かります。特に定位が素晴らしいうえに、音がワイドレンジに広がり、奥行きも感じられました。さすがB&Wといったところです。

『Love Chronicle-2021 Version-(myco)』

ややハスキーめのボーカルがとても太く聞いていて楽しいです。
ベースやドラムスの低域要素、シンセとボーカルの中~高域要素、すべてがバランスよく感じられ完成度の高い音がしました。

総評

30万円台という価格でとても高いスピーカーです。ただこのSignatureモデルは希少価値もありその金額ならば買っておいて損はないと思います。B&Wはどんな楽曲でもそつなくこなしてくれるのですが、これは一枚上を行くスピーカーです。もし通常モデルで迷われているのならばこちらを探して購入されるのがおススメです。

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