ARCAMのCDプレーヤー「CDS50」

1976年にイギリスのケンブリッジにて創業されたメーカーです。発売日にお店で視聴して中々良かったためいつか欲しいと思っていたら、中古で安く出ていたので試してみることにしました。

スペック

Specifications
【Analogue Audio Output】
Digital to Analogue Conversion
ESS9038 32-bit/192kHz Delta-Sigma DAC

Signal/Noise Ratio (Awtd)
118dB unbalanced, 122db balanced

Harmonic Distortion
(1kHz) <0.0008%

Frequency response
10Hz – 20kHz ± 0.5dB

Output Level
(0dB) 2.2Vrms unbalanced, 4.5Vrms balanced

Output Impedance
47Ω unbalanced, 600Ω balanced

Minimum Recommended Load
5kΩ

RMS Jitter
< 20 psec

【Digital Inputs】
Supported sample rates
Optical:32kHz, 44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz
Coaxial:32kHz, 44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz, 176.4kHz, 192kHz

Bit depth
16-bit – 32-bit

【Digital Interfaces】
USB
USB 2.0 High Speed (480Mbps)

Ethernet
10/100Mbps

Wireless
802.11b/g/n

【General】
Mains voltage
110–240V, 50–60Hz

Maximum power consumption
20W

Standby power consumption
Network standby power consumption
0.4W (auto standby after time set by user – see page EN-12)

Dimensions (W x H x D)
(including feet and control knob) 433x87x283mm

Weight (net)
5.3kg

Weight (gross)
7.3kg

Supplied accessories
Mains leads
Remote control
2 x AAA batteries
Wi-Fi Antenna
CDS50のEN-13より引用

外観

フロントパネルはどちらかとAVコンポーネットの一部に収まるようなデザイン美です。ボタンは停止/一時停止、次/前、パワーボタンという基本機能が備わっています。

ディスクトレイはプラスチック製。12センチ、6センチのCDが再生できます。32bitのDACで再生してくれます。

薄いので、折らないように気を付けてください。

ボディーは一体型のパネルとなっています。

インシュレーターはゴム製となっております。

背面はバランス/アンバランス、コアクシャル、オプティカル出力とコアクシャル、オプティカル、USB、LAN入力があります。Wi-Fiアンテナをつけることで専用アプリから操作できます。

付属品の電源ケーブルはマランツのAVアンプや入門ピュアアンプについてくるのと同等のVOLEX製となっています。

説明書は分厚い仕様になっています。ここに様々な言語に対応したマニュアルが掲載されていますが、日本語はありません。最近の新品を買えば日本語マニュアルがついているようですが、正確には代理店に聞いてみる必要があります。

リモコンです。AVシステムに合わせるかのような仕様となっており、サイドのボタンを押すとボタンが発光します。

専用アプリは「Arcam Control」というモノがありこれをダウンロードして使います。これにより本体の操作ができるようになります。

CD再生時

SACD再生時

Wi-Fiセットアップのやり方

マニュアルが分かりずらかったのでここにやり方を書いておきます。工程は①~⑤まであります。

①リモコンの矢印キーを↓に押下する。
何回か押していくと「Settings Menu」がでてくるのでこちらを押下する。

②次に「NetWork Setup」がでてくるのでこちらを押下する。

③ここで何回か↓を押すと「Wi-Fi」か「Ethernet」と選べるので「Wi-Fi」を押下する。

④Scanと出てくるのでこちらを押下する。

⑤希望の「SSID」がでてきたら、リモコンでOKをしてパスワードを入力する。入力は全て数字ボタンか↓↑ボタンで操作する。
これで接続ができる。

これでスマホなどで操作すると、サクサク動く。CD再生や一時停止もサクサクだ。ただし早送りや巻き戻しはちょっともたつくが、これはリモコンで早送りや巻き戻しをしても同様の結果です。

視聴機の紹介

パワードスピーカー:GENELEC 8010AP
プリアンプ:MYTEK Manhattan DAC II
CDプレーヤー:ARCAM CDS50

視聴レビュー

『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cool jewelries! 001』
トラック02:亜麻色の髪の乙女

女性ボーカルで、有名な曲のカバーソングです。
聞いてすぐに分かるのが、このCDプレーヤーはとても元気な音がします。
パワフルなんです。初めのボーカルは明るく、ウクレレ?マンドリン?
の弦のはじく鋭いキレ具合、パワフルです。しかし、ただのパワフルCDPで終わらないのがARCAM、パワフルですけどしっかりと上品さがありまさにブリティッシュサウンドです。

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cool jewelries! 001
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『TVアニメ WHITE ALBUM2 かずさクラシックピアノ集』(SACD)
トラック08:Powder Snow

こちらはピアノ曲です。ピアノの叩く音、ペダリング、次の音から次の音に行く瞬間、技法が良く分かるあたりはさすがARCAMといったところです。分解力はそこまでありませんが、やや低域から高域にかけての広がりが良いです。

また、このCDPはとても元気な音がするので、もしかすると暗い曲には
相性は宜しくないのかもしれません。視聴時は純正電源ケーブル、普通の
赤白RCAケーブルですので、ケーブルを変えればそこは改善できるかもしれません。

元気な曲はバッチリ。おとなしめの音楽は合わないかもしれません。

『MASTER キートン  オリジナル・サウンドトラック』
トラック05:最後の

バンドネオンとギターを中心にした楽曲です。弦のキレ具合が本当に最高です。切れ味が鋭くスチール特有の音がリアリティあり、たまりません。
明るい傾向と鋭いキレがあるので、このような楽曲には相性が良いです。

総評

とても言いにくいのですが好みが分かれそうです。
元気なCDプレーヤーが欲しい人にはこれはものすごくおススメです。

むしろ元気なCDプレーヤーは中々見かけないので、指名買いといってもよさそうです。

ロックのCDは無かったので無評価ですが、恐らくロックやフュージョン
系にはピカイチです。

逆に合わないのはどんな音源も明るい方向になる可能性があるのでそれが好みに合わない方はもしかするとおススメしないかもしれません。

でも人それぞれですので、あくまで私の一感想として聞き流してください。

この辺りは環境によっても変化しますので、やはり一度聞いてみるのがおススメですかね。

コメント

  1. トリスケル より:

    アーカムのCD23というプレイヤーを使用中です。はっきりしませんが、2000年くらいから使っていると思います。音質的にも全く文句なく、しっかり稼働しています。あまりに故障しないので、買い替えのチャンスが来ません。壊れたらまたこのメーカーのCDプレイヤーを買おうと思っていたのですが、日本の市場から撤退してしまったのか、見当たりませんね。イギリスから取り寄せようかな?
    ちなみに私のシステムは アンプ(プリもパワーも)は自作の真空管アンプ。スピーカーはレイオーディオのモニタースピーカー K-Monitor KM1V です。自作アンプは管球王国21号の「自作派大集合」に掲載された 6384ppです。こちらも2000年から毎日数時間鳴らしていますが、全くの故障知らず。結局オーディオシステムは2000年ころから全く変わらず、同じ機器を使っているということですね。

    • 西園寺 正太郎 より:

      CD23!!
      彫が深くナチュラルなサウンドが特徴だったと思います。あのようなプレイヤーは中々ないし、故障しなければ無理に買い替えは不要かと思います。
      もし壊れたら修理して使いたいですね。CDS50という選択肢もありますが、やはりCD23の方が落ち着きがあり聞いていて、よりリラックスできるのではないかと思います。
      ARCAMはハーマンが国内代理店になっています。ただし、最新のアンプなどはイギリスで個人輸入しかないですね。ちなみにCDS50はCD23にSNと明るさとを足したような傾向です。

      K-Monitor KM1V!!
      販売店とかでは低温再生能力が高いといいます。確かにあのサイズ感では高いと思うのですが、それ以上に音反応が良くて、楽器のリアリティを感じさせてくれるスピーカーです。特にペットやサクソフォン系は絶妙だったと記憶しています。これを使えば買い替えはいらなくなるのはよくわかりますね、

      アンプ関係は管球王国21号の「自作派大集合」をアマゾンキンドルで見ようと思ったらないようです。なのでまだ見ていないのでなんとも言えないのですが、自作はメーカーのような保護設計などせずに自作できるので音質に有利ですね。バリバリな米国管もいいですが、しなやかな欧州管も合いそうです。