賃貸マンションでサラウンドやると5.1chならなんとか設置ができます。しばらくやっていくと5.1chだけでは満足できなくなります。次第にもっとスピーカーが欲しくなります。特に「音の高さ」が気になるので天井付近や壁に取り付けたくなります。しかし、壁に大きな穴を空けられないことにより壁にスピーカーを取りつけることができません。その上、地震が多いと大きいスピーカーも吊るすことができません。本稿ではハイパーフックを使ってスピーカーの取り付け方を紹介したいと思います。使うスピーカーはCambridge Audio min12で小さくて軽くておススメです。
用意するもの
①スピーカー
今回はCambridge Audio min12を用意しました。幅x高さx奥行 は78x78x85 mm、重量 0.42 kg、インピーダンス8Ωといったコンパクトで軽くフルレンジで癖のない音が特徴のスピーカーです。地震の多い日本でも安心して取り付けできるスピーカーです。
フロント(サランネットあり)
フロント(サランネットなし)
サイド
バック
スピーカー端子は外れる仕様となっています。
付属品には壁掛け用のプラスチックパーツが付いています。こちらでもいいのですが本稿では使いません。
②ジョイントプレートBK-F02
L字タイプのジョイントであれば問題ありません。しかしサイズには気を付けてください。
③約束バンド
ワイヤーとジョイントプレートを固定するために使います。
④ラベルライター
スピーカーケーブルに表記するためにラベル製作します。
⑤スピーカーケーブル
なんでも良いですが安価なタイプであればAmazonベーシックシリーズがおススメです。筆者はKIMBER KABLEのKWIK12を使いました。
⑥ワイヤー
スピーカーの落下防止用に使います。
⑦フック
東洋工芸 かけまくり メタルフック WM HHT25M-S2がおススメです。
スピーカー1個に対して2個つかうため、こちらのフックは2セット購入です。
⑧付箋
スピーカーの高さ調整に使います。
ポストイットがおススメです。
やりかた
①スピーカー背面にジョイントプレートを取りつけます。
②ジョイントプレートに約束バンドで落下防止用のワイヤーを取りつけます。
③スピーカーケーブルにラベルを取りつけます。はがれやすいので上から「透明テープ」若しくは「透明の収縮チューブ」があるとなお良いです。
※スピーカーケーブル先端(アンプ側)はバナナプラグにしてあります。加工方法はコチラをご覧ください。
④スピーカーケーブルをアンプ本体に接続します。
⑤スピーカーケーブルをスピーカーに取り付けます。筆者は丸形端子をつけていますが、むき出しでも構いません。
⑥壁にフックを取りつけます。
⑦スピーカーを取りつけます。
⑧取り付けるとスピーカーが平行にならないため、スピーカー端子の隙間に付箋を入れます。
⑨付箋を入れたらもう一つフックを使ってワイヤーで固定し完成です。
終わりに
筆者はフロントハイトとサラウンドプレゼンスにつけてみました。音空間がグンと良くなり、響き方がよくなりました。是非お試しください。設置は自己責任でお願いします。
コメント