オーディオ整理のために購入したのが、SONYのハードディスクプレーヤーHAP-Z1ESとTA-A1ESでした。さらに縮小を考えたので手放す前にレビューすることにしました。
スペック
ハードディスクオーディオプレーヤーHAP-Z1ES希望小売価格231,000円(税込)
ステレオアンプTA-A1ES希望小売価格231,000円(税込)
外観
外観は至ってシンプル、すでに発売から数年経過するが、古さを感じない。さすがはソニーといった所です。
サイドパネルもプラスチックなような素材ではなくしっかりと金属感のあるボディーです。右横、左横、天板、といったセパレート構造になっており、共振対策も確りとされています。
上に置いてあるアンプ側は巨大なスピーカーターミナルで、スピーカーケーブルの接続を確り確保してくれます。バランスが1、アンバランスが4つの構成で、必要最低限備わっています。ソニーはインピーダンスの切り替えスイッチ、自動スタンバイの切り替えスイッチが備わっており、面白さを感じます。下のHDDプレーヤー側はバランスとアンバランスの出力の他、ネットワークオーディオなのでLANの入口と外付けHDDやCDドライブなど簡単に接続できるポートもあります。
アンプとHDDプレーヤーのリモコンです。ヤマハのA-S2000/CD-S2000のリモコンと似ています。こちらもデザイン性抜群で高級感があります。リモコンだけ買えば高そうです。
構成
スピーカー:TD712zMK2
アンプ: TA-A1ES
HDDプレーヤー:HAP-Z1ES
スピーカーケーブル:Reference SPK-Red
XLRケーブル:BELDEN 88760
電源ケーブル:付属品
感想
素朴でワイドレンジの印象です。ピアノやボーカルを聴きましたが、もう一声欲しいと思う次第です。試しにアンプに別のDAC、CDPを入れて聴くと、音楽性が出てきて、上手にマリアージュしてくれました。アンプはパフォーマンスが高そうです。HDDプレーヤーはもう一声欲しいところでした。
なお、純正の電源ケーブルが一番バランスの良い音でした。これを市販品のケーブルに変えたりすると、バランスが崩れてしまい、バランスの良いケーブルを探すのは至難の業かと思います。
リモコンにはボリュームのアップダウンボタンがそれぞれありますが、お互いにIR接続しないと、使えません。この辺りは共通にしても良かったのかもと思います。このIR接続するためにイヤホンケーブルをつなぎますが、ここにノイズがのってしまい音に影響します。
ここまで読んでいただければ分かるかもしれませんが、私には会いませんでした。ではどんなユーザーに向いているかというと、ソニーの音が好き、ワイドレンジが好き、デザインが好き、といったタイプに向いているかと思います。そろそろ終売になりますので購入はお早めに!
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