おうち時間ならぬ、実家時間が増えたので、2F用にPCスピーカーを新調しました。しかもうまい具合にデンソーテン(富士通テン)から新しいスピーカーが発売されたので購入しました。
イクリプスを買った理由と開封作業!
私はイクリプスファンです。大学生の頃に前機種であるTD307MK2の音を聞いたときに度肝抜かれてTD508MK3、TD510MK2、と買い替えて、現在はTD712zMK2が1ペアあります。音も好きなのでとても期待感がありました。
イクリプスを毎回購入する度に驚かされるのが箱が常に二重になっていることです。とても厳重な梱包です。そして販売店に送る時はクロネコヤマトグローバルエキスプレスというチャーター便に近い高額な配送手段を使っています。
中も形状に沿った専用の発泡スチロールにエッグコーンのスピーカーが入っています。
中身は本体と付属品(説明書、保証書、落下防止ワイヤー、スピーカー角度調整レンチ、ユニットカバー)です。付属品は1本単位の写真です。ここでお気づきかと思いますが、1本単位の購入なのでステレオ再生するためには2本の購入が必要です。
TD307MK3の外観レビュー
ユニットは6.5cmのフルレンジです。素材はグラスファイバーです。実はここが前機種との大幅な違いです。前機種はパルプ(紙)のユニットでグラスファイバーを選ぶにはTD508MK3以上を選ぶ必要がありました。それがこのクラスにも搭載してきたのは嬉しいことです。
以前所有していたTD510MK2の画像を上記に載せました。製造上の違いはあるもののほぼ同じです。違いはサイズ感だけなのでTD307MK3は非常にお得感があります。
端子部分はニッケルメッキ端子です。一つ上のモデルであるTD508MK3からは金メッキ端子になりますが、ニッケルメッキ端子は音に色付けがないのでとてもニュートラルに音を楽しむことができます。
端子のカバーを外すとバナナプラグにも対応することができます。
スピーカーの位置調整も容易に可能です。付属の六角レンチでスピーカー背面の六角部分に入れて調整ができます。上下だけではなく前後にも調整できるので壁掛けにも対応できます。なおこのモデルを壁掛けや天井吊りする際はそのまま取り付けることができます。ブランケットいらずで便利です。
私はユニットカバーを使わないので気にしませんが、カバーをつけた写真も撮ってみました。問題はカバーが取り外しにくくマイナスドライバーをつけて取る羽目になりました。ここは以前通りの仕様でよかったんではないかと感じています。
アンプはティアックのAI-301DAを選択しました。PC周辺に置くアンプとしてあまり大きなタイプは実用的ではありません。そのためコンパクトタイプを探しました。ちょっと高めですが、作りがいいのでおススメです。
TD307MK3を使ってみた感想
実際にすべての調整を終えて設置してみました。音質は前期種と比べて解像度と質感が上がってとても良い仕上がりでした。前期種はパルプコーンのユニットだったのでどうしても音に対する肉付感が出てきませんでした。それが出てきたので、まさにTD510MK2をサイズダウンしただけの感じです。さすがにトップモデルのTD712zMK2までは行きませんが、TD510MK2までの要素が出てくればコストパフォーマンスではないでしょうか。
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