ディスプレイを見る時間が増えてしまい、目が疲れてしまいました。ディスプレイが合わないのだと思いますが、会社の備品なのでおいそれと交換できず、セキュリティの関係からも自前のディスプレイを持ち込むことはできません。そこでモノは試しにブルーライトカットメガネなるものを試してみようと思いました。
会社帰りに最寄りの眼鏡屋「Zoff」に行ってブルーライトカットメガネのラインナップを見てきました。ただ選択肢の幅が狭く、あきらめていたらスタッフが「通常のフレームにブルーライトカットレンズを入れればブルーライトカットメガネにできますよ!」と言われ、選ぶ幅がグンと広がり、カッコイイメガネもあったので即決でお願いをしました。
筆者が選んだのはZoff UNITED ARROWS RELAX AT HOME「ZJ211013-42A1」です。色はブラウン、フレームとレンズセットで11,100円でした。アパレルメーカーUNITED ARROWSとコラボしたデザインがオシャレです。
サイズは仕様によると片方のレンズ横幅:49mm、ブリッジ(鼻部分)の横幅:23mm、テンプル(つる)の長さ:144mm、重さは9.9g(デモレンズを外した重さ)で大き目のレンズが入る仕様となっております。素材は強度の高いスーパーエンジニアリング・プラスチック(以下、エンプラ)で、メガネの中では安価な価格帯ですが、それでも1万円は超えます。折れるとショックが大きいですし、限定モデルなので代えがききません。しかしエンプラはある程度の伸縮性があるので安心して使えます。
付け根などを除いてメタルパーツが無いので軽いです。ヒンジ部分もないので自然に頭を包み込む力が働き、テンプル部にはステッチを入れて開閉時の力のかかり方をコントロールしてくれるので快適な装着感が得られます。商品名に「RELAX AT HOME」とつくようにおうちで使うことを意識した設計になっています。ただし、頭が大きい人は締め付け感があるかもしれません。そこは注意が必要ですが、重量を感じないので、気にならない程度かもしれません。
フレームが決まったらレンズの選択です。ブルーライト専用レンズは2種類あります。「透明度」重視のブルーライト約33%カットタイプ、「カット率」重視のブルーライト約50%タイプです。筆者はディスプレイをみるためだけに使うので後者の「カット率」重視のブルーライト約50%タイプを選びました。
受付をしたらすぐに視力検査をしてくれます。度入りレンズを希望しなければ測定不要ですが、筆者は視力も落ちているのでこの機会に入れてもらうことにしました。店頭に設置されている機械を使って視力測定、その結果を元に仮枠と呼ばれるフレームにレンズを入れてさらに調整をします。
あくまで測定結果は機械の数値によるもので、仮枠からの微調整はスタッフとヒアリングで調整をしていきます。筆者の場合、適正値のレンズを入れると見えすぎてしまいやや不安感がありました。使用用途は日常ではなくディスプレイを見るために使うので、適正値より一段階下げてもらいました。近年ではインターネットでも注文可能ですが、店舗での測定とスタッフとのコミュニケーションを通して細かな調整をした方が良いと思いました。
早速、作ったメガネを会社に持参してデスクワークに取り入れてみました。その日は、朝9時から文章作成のためディスプレイを見始めました。度が入ったことにより、文字がクッキリハッキリと確認できました。お昼前になっても目がしょぼしょぼせず、疲れを感じません。午後からは手順書作成をし始めました。以前は2時~3時頃になってくると、目が疲れてしまい目薬に頼ることがありましたが、一瞬も疲れを感じることなく作業に集中することができました。
メガネをかけつづけていると外すのを忘れてしまいますが、周囲を見渡せばすぐに気がつきます。それはレンズが青いからです。蛍光灯を見ると一目瞭然で、青色だけ色がずれるように見えます。最初は気になりましたが、次第に気にならなくなりました。
今ではかけたままランチに行ったり、郵便物を出しに行ったり、仲間とコミュニケーションを取ったりしています。仕事をするにはストレスフリーな環境が重要ですが、筆者のようにそれを用意するのが難しい場合でも、身の回りのモノを変えて改善できることがあります。今回のブルーライトカットメガネも環境を良い方向に変えてくれました。
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