2025年2月にMODEL 40nを購入してから数ヵ月…..ようやく入手できたのがMODEL 30になります。これまでのM筐体からフルモデルチェンジしたモデルです。はたしてどんな音なのでしょうか……

仕様
【主な仕様】
定格出力(両チャンネル同時駆動):100W x 2(負荷8Ω、1kHz、T.H.D. 0.05%)
200W x 2(負荷4Ω、1kHz、T.H.D. 0.1%)
全高調波歪率(1kHz、両チャンネル同時駆動、50W、負荷8Ω):0.005%
周波数特性(CD、1W、負荷8Ω):5Hz~50kHz ±3dB
ダンピングファクター(負荷8Ω、20Hz~20kHz):500
【入力感度/ 入力インピーダンス】
PHONO(MC Low):250μV/33Ω
PHONO(MC Mid):250μV/100Ω
PHONO(MC High):250μV/390Ω
PHONO(MM):2.3mV/39kΩ
CD/TUNER/LINE/RECORDER :220mV/18kΩ
POWER AMP :1.0V/18kΩ
【出力電圧/出力インピーダンス】
PRE OUT :1.6V/220Ω
PHONO最大許容入力(1kHz)
MC Low/Mid/High :8mV
MM :80mV
RIAA偏差(20Hz~20kHz):±0.5dB
S/N比(IHF Aネットワーク、負荷8Ω)
PHONO(MC Low/Mid/High):75dB(0.5mV入力)
PHONO(MM):88dB(5mV入力)
CD/TUNER/LINE/RECORDER :107dB(定格出力)
【トーンコントロール】
BASS(50Hz):±10dB
TREBLE(15kHz):±10dB
動作温度:+5 ℃~+35 ℃
電源:AC100V、50/60Hz
消費電力:150W
スタンバイ時の消費電力:0.2W
仕様および外観は改良のため、予告なく変更することがあります。
メーカーサイトより引用
外観
【フロント】
これまでのM筐体ではないフラットなデザインです。シックでカッコ良いです。

【サイド】

【トップ】

【リア】

【リモコン】

【電源ケーブル】

視聴機の紹介
スピーカー:DENSO TEN TD712zMK2
テレビ:TOSHIBA REGZA 55X930
SACDプレーヤー:DENON DCD-SX1LTD
視聴レビュー
『Shadow of Dreams 大野愛果』
トラック04:always
女性作曲者によるセルフカバー曲です。
ハイスピードでニュートラルに音楽をを鳴らしてくれます。冒頭のバックバンドはキラキラしながら再現してくれます。
ボーカルは見通しが良くクリアです。透明感もあり解像力は十分でている印象です。ただしスピーカーによってはボリュームを上げると音がきつくなってしまうかもしれません。そこは工夫が必要です。
比較的、音も立ち上がりが非常に良いので、新世代のマランツクラスDのアンプといったところでしょう。
『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cute jewelries! 003』
トラック05:女の子は誰でも
こちらもニュートラルで音楽を鳴らしているイメージがあります。
冒頭のバックバンドは歯切れがよくてキレが感じられます。
ややクールにコントラバスを再現されている感じです。
ボーカルもキレがあってクリアでいいですね。
音の余韻感は素晴らしいものがありきちんと引き延ばしてくれます。
このアンプの所感だと、キレとハイスピード感があるのでロックやフュージョン系のサウンドと相性が良さそうです。
総評
収録されている音楽をそのまま出している感じのプリメインアンプです。
ハイスピードでニュートラルサウンドですが、音の最初から最後までをきちんと鳴らしきるという部分はすごいと感じられました。
ただし、ボリュームを上げていくと多少きつくなったりしますが、B&Wのスピーカーで組み合わせると緩和されそうですね。
私のスピーカーとの相性問題もありますので、model30を使うならsacd30とB&WやDALIのスピーカーとの組み合わせが良さそうですね。
MODEL 30とMODEL 40nのどちらを選ぶ?
Q:「MODEL 40n とMODEL 30どちらを選んだらよいでしょうか?」
A:「model40の方が使いやすいのではないでしょうか。」
MODEL 30は解像度が高くハイスピードなクリアサウンド。
MODEL 40nは温かみがあり音楽的な心地よさがあります。
そういった意味でMODEL 30よりも長時間にわたるリスニングの中で聴き疲れがより少ないし、MODEL 40nの方が従来のオーディオマニアが好みな音かもしれません。

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