いつも行っているオーディオ店で「これ、生産終了ですよ!」と言われたので買ってみることにしました。
今回の607S2 Anniversary Editionは、B&Wが600シリーズの誕生25周年を記念として発売したモデルです。その他のシリーズとしてフロア型「603S2 Anniversary Edition」、ブックシェルフ型「606S2 Anniversary Edition」があります。
なお、Anniversary Editionは、コンポーネット部、ネットワーク部、新規素材等、かなり手が加えらており、通常モデルとは異なります。
仕様
【外観寸法】
高さ: 300mm (11.8 in)
幅: 165mm (6.5 in)
奥行: 207mm (8.1 in)キャビネットのみ
231mm (9.1 in) グリルとターミナル含む
【重量】
4.7kg
【ユニット】
1x ø25mm (1インチ) アルミドームトゥイーター
1x ø130mm (5 in) コンティニュアム™ コーン バス/ミッドレンジ
【周波数範囲】
-6dB at 40Hz and 33kHz
【周波数レスポンス】
52Hz – 28kHz ±3dB
【感度】
84dB spl (2.83Vrms, 1m)
【高調波歪み】
2次および3次高周波(90dB, 1m)
<1% 110Hz – 22kHz
<0.5% 180Hz – 20kHz
【公称インピーダンス】
8Ω (最小 4Ω)
【推奨アンプ出力】
8Ωでクリップしない状態で30W – 100W
※メーカーページより引用
外観
外箱です。新品購入のため箱がありますw
箱を開けると保証書(5ヵ年一部2ヵ年)と説明書が出てきます。
発泡スチロールを外すとスピーカーが現れます。
サランネットです。
バスレフポートにいれるスポンジです。
スピーカー用のインシュレーターです。
説明書
正面です。大きな見た目は通常モデルと変わりません。しかしメーカーによると、1x ø25mm (1インチ) アルミドームトゥイーターはAniversariyの刻印とともに、実績のあるデカップリング·ダブルドーム·トゥイーターをリファインしてアップグレードしたものを採用しており、38kHzの高域限界特性を実現しているそうです。また1x ø130mm (5 in) コンティニュアム™ コーン バス/ミッドレンジは800シリーズDiamondに搭載されている革新的なコンティニュアムコーンが採用されているようで、よりクリーンで正確なパフォーマンスをもたらしてくれるみたいです。Aniversariyシリーズはクォリティーが高いことがわかります。
サイドです。お色はレッドチェリーできれいな突板のようなデザインが見られます。高級感があって良いです。なお色展開はレッドチェリーの他にブラック、オーク、ホワイト、とあります。
バスレフポートは裏になります。スピーカーターミナルはバイワイヤリング対応となっており、色々な接続方法が楽しめます。
視聴機の紹介
スピーカー:B&W 607S2 Anniversary Edition
プリメインアンプ:LAXMAN SQ-N100(後継機はSQ-N150?)
CDプレーヤー:LAXMAN D-N100(後継機はD-N150?)
※RCAケーブルは普通の赤白ケーブルです。
※電源ケーブルは付属品を使います。
※Luxman D-100→SQ-N100
※スピーカーケーブルはAmazonベーシック スピーカーワイヤー 14ゲージです。
視聴レビュー
TVアニメーション「マリア様がみてる~春~」サウンドトラック
トラック05:祐巳のテーマ~original version
ワルツ形式の曲でストリングス、ピアノ、フルートの構成です。
音色は高域がよく鳴る印象で乾いた傾向です。さすがB&Wだけあって楽器の質感は再現されているようです。中域がもう少し欲しいイメージはありますが、オーディオアクセサリーなどで改善しそうです。低域はスピーカーサイズや出力が限られているため全ては出せませんが、聴いている分には満足です。
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cute jewelries! 002
トラック05:女の子は誰でも
カバーソングで、女性ボーカルです。
ドラムスのハイハットがとても気持ちよくボーカルの延びる声はgood pointです。
中域に欲しい部分が中高域によるので、やや騒がしいです。ここはこのスピーカーの持ち味かもしれません。※おとなしいオーディオアクセサリーを追加してあとで聞いみます。
↓
オヤイデのLi/50と呼ばれる元祖電源ケーブルをスピーカーケーブル仕様にして聞いてみました。全体的におとなしくなり、先程の騒がしさが収まり使いやすくなりました。
総評
B&Wのトップモデルとニュアンスは似ているのでコスパは高く感じます。
向いている方は高域よりの高解像度系スピーカーが欲しい人です。それ以外の場合は音がきつく感じる方もいるので、オーディオアクセサリーで調整するか、通常モデルを選んでみると良さそうです。
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