YAMAHAのネットワークプレーヤー「NP-S2000」

某日、ヤフオクをサーフィンしていたら、名機のNP-S2000が1万円台で落札されていることが分かりました。凄まじいバーゲンプライスです。これCD-S2000のドライブを外したモデルで音質が良いのです。今回は50台限定モデルのピアノブラックが安価で入手できました。今となってはTowonkyMedia serverや一部インターネットラジオが利用制限あったり使えない機能はありますが基本的なNASやPCに貯め込んだ音楽が再生できれば良い訳です。ということでPCに貯め込んだ音楽で再生して簡単なレビューとさせていただきます。
※下記評価したヤマハ製品です。
CD-S1000/CD-S2000/NS-3000/NS-BP200/RX-A8A/CDX-2000

仕様

NP-S2000
主な仕様
ネットワークイーサネットインターフェース100Base-TX/10Base-T
DLNA1.5
DLNA(対応フォーマット)WAV、FLAC*¹、AIFF、MP3、WMA、Apple Lossless、AAC*² *¹一部のFLACファイル(192、176.4kHz/24bit)では音途切れが発生する場合があります。 *²著作権保護されたAACファイルには非対応です。
DLNA(対応サンプリング周波数)192*、176.4*、96、88.2、64、48、44.1、32、24、22.05、16、12、11.025、8kHz   *WAV/FLAC/AIFFに対応。FLACについては、株式会社バッファロー製NAS:LS-VLシリーズ、LS-WVLシリーズ、LS-QVL/R5シリーズ、LS-QVL/1Dシリーズ、LS-WXL/R1シリーズ、LS-XLシリーズ、LS-WSXL/R1シリーズ、LS-WSXS240L/R1、LS-SLシリーズ、LS-AVL/Aシリーズについて動作確認済み。NASは最新バージョンのファームウエアでご使用下さい。  ※192kHz及び176.4kHz音声はアナログ端子のみから出力されます。
DLNA(対応量子化ビット数)16、24bit
インターネットラジオ(対応フォーマット)MP3、WMA
出力レベル2.0±0.3V(1kHz、0dB fs44.1kHz)
ダイナミックレンジ100dB以上(1kHz、0dB fs44.1kHz)
周波数特性2Hz~20kHz (-3dB fs44.1kHz)、2Hz~24kHz (-3dB fs48kHz)、2Hz~48kHz (-3dB fs96kHz)
SN比116dB以上(1kHz、0dB fs44.1kHz)
入力端子1(LAN)
出力端子光デジタル1、同軸デジタル1、RCAアンバランス出力1、XLRバランス出力1
消費電力28W
待機時消費電力0.3W
外形寸法(幅×高さ×奥行)435W×69H×440Dmm
質量12.0kg
付属品リモコン、単3乾電池2本、電源コード(2m)、ステレオピンケーブル(1.5m)、TwonkyMedia serverライセンス・キー、取扱説明書

メーカーサイトより引用

外観

元箱

フロント

トップ

サイド

リア

リモコン

電源ケーブル

RCAケーブル

説明書

保証書

視聴機の紹介

プリメインアンプ:DENON PMA-SA
ネットワークプレーヤー:YAMAHA NS-S2000
スピーカー:JERN 14DS
※PCのHDDを音楽ライブラリとしてネットワーク経由にて再生

視聴レビュー

02 YURiKA – 届かない恋
ホワイトアルバムのカバーソングです。

全体的に明るくしっとりなめらかです。
冒頭のバックバンドはまとまりがあり、ボーカルはやさしくナチュラルに再現してくれます。
解像力も程良い感じで1音1音丁寧な鳴り方をしてくれます。
癒されるサウンドです。

メインアーティスト:Yurika
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KOKIA-白いノートブック(ハイレゾ)

女性ボーカルの曲です。
冒頭の楽器群がマリアージュされ美しく再現されます。
ボーカルもなめらかで心地よいです。
楽器群とボーカルが重なり具合も程よくマッチします。
長時間のリスニングに向いていると感じました。

メインアーティスト:KOKIA
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総評

CD-S2000のドライブレスバージョンとして人気を誇ったNP-S2000です。
当時は20万円台のプライスでライバル機はマランツNA7004やパイオニアN-50Aでした。
価格帯がかなり違うのでほぼほぼブルーオーシャン状態だったかと思います。

音色もCD-S2000のドライブレスということで明るい印象はありました。
ただし、CD-S2000よりも解像度は程よくなめらかな印象です。
CD-S1000のまとまりの良い感じとCD-S2000の音楽性を合わせたような傾向で素晴らしいサウンドです。
欠点は早送り/巻き戻しができない部分ですね。それ以外はとても良いかと思われます。

小ネタですが、2010年当時は20万円台で販売されておりました。お色はシルバーのみでした。
そこから海外のみで発売されていたブラックカラーが国内50台限定で登場しました。
NP-S2000が生産完了後、A-S3000/CD-S3000シリーズに合わせてピアノブラックカラーが50台限定で登場しました。
今回はそのピアノブラックカラーを手にすることができました。
サイドがピアノブラック塗装なのでシルバーやブラックカラーよりもやや艶っぽく気がします。

ヤフオクで最安値1万円~なので1万円で実売20万円のポテンシャル。音もあまり古さを感じないのでおススメです。

YAMAHA
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