いつもながらネットサーフィンをしていたところ、20万円以下でDA-06を販売しているところを発見しました。これは試すしかないと思い買いました。なお、DA-250もレビューしているのでそちらもご覧ください。
仕様
形式 | 2チャンネルD / Aコンバーター |
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対応サンプリング周波数 | USB入力(PCM) : 32kHz、44.1kHz、48kHz、88.2kHz 96kHz、176.4kHz、192kHz、352,8kHz、384kHz (16、24、32bit) USB入力(DSD) : 2.82MHz、5.64MHz(1bit) COAX/OPT/AES/EBU入力 : 32kHz、44.1kHz、48kHz 88.2kHz、96kHz、176.4kHz、192kHz(16、20、24bit) |
デジタル入力 | USB1系統、COAX2系統、OPT2系統 バランス(AES/EBU)1系統 |
デジタル出力 | COAX1系統、OPT1系統 |
アナログ出力 | アンバランス1系統、バランス1系統 |
ライン出力電圧/インピーダンス | アンバランス : 2.5V/300Ω、バランス : 2.5V/600Ω |
周波数特性 | 2Hz~55kHz(+0、-3.0dB) |
全高調波歪率 | 0.0005%(アンバランス)、0.0005%(バランス) |
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S/N比(IHF-A) | 124dB |
電源電圧 | AC100V(50 / 60Hz) |
消費電力 | 15W(電気用品安全法の規定による) |
外形寸法 | 440(幅)×92(高さ)×400(奥行き)mm 奥行きは前面ノブ14mm、背面端子6mm含む |
重量 | 11.0kg(本体) |
付属品 | 電源ケーブル(JPA-10000:極性マーク付) インストールソフトウェアCD |
メーカーページより引用
外観
フロントです。DA-06はリモコンがないため、すべて配置されているボタンで機能を選択します。メカメカしいデザインが、ちょっと嬉しくなります。
上面です。
サイドです。DA-250同様にコの字型の板を採用しておりますが、この板のネジどめは底にあるため、ネジが主張しません。
背面パネルです。ANALOG OUT(XLR 、RCA )、DIGITAL IN(COAX1、COAX2、OPT1、OPT2、USB 、AES/EBU)、DIGITAL OUT(COAX、OPT)があります。DA-250よりもCOAXが1つ多く、AES/EBUがあります。逆にプリアンプ機能がないためANALOL INが省かれています。
電源ケーブルです。DA-250同様にJPA-10000が採用されています。
中古で購入のため、説明書およびCD-Rは付属しませんでした。
視聴機の紹介
スピーカー:DENSO TEN TD508MK3(BK)
プリメインアンプ:YAMAHA A-S3000
USB D/Aコンバーター:LUXMAN DA-06
視聴レビュー
『紅の豚 イメージアルバム』
トラック10:マルコとジーナのテーマ
※PCよりAppleMusicよりUSB接続にて再生
ピアノと弦楽器の構成です。
さすがLUXMANのUSB D/Aコンバーターフラッグシップモデルです。
ニュートラルな響きの中にLUXMANらしいふくよかなトーンが入っており聞き惚れします。いわゆる音楽性を壊さずに音色を加えるといった印象でしょうか。しばらく聞いてみたくなりました。
『Departure〜新たな船出』
トラック07:瑠璃色の地球
松田聖子のヒットソング、女性ボーカルによるカバー曲です。
全体的に落ち着いた響きの中に、ボーカルの透明感がたまりません。
低域から高域の表現も申し分ありません。良いUSB D/Aコンバーターだと思います。
『名探偵コナン 水平線上の陰謀』
トラック04:名探偵コナン メイン・テーマ(水平線上ヴァージョン)
有名なOP曲です。
最初の弦とバスドラから始まる部分の静けさとアタック感がよくでています。楽器が増えてきた時も解像度力がありつぶれることがなく細部まで聞こえます。キャパシティオーバーにならないのはさすがといったところでしょう。それでいてラックストーンとニュートラルな音色は健在ですのでやっぱりグレイトな製品です。
総評
LUXMANのUSB D/Aコンバーター単体機としてフラッグシップの位置に存在するのがDA-06です。上位機種はさすがにアコースティックなイメージではなく、ハイファイオーディオとしてのポテンシャルが高く、長期的な満足感が得られる機種だと思います。発売が2013年で、10年経過してもレベルの高さは健在です。おススメな1台ですね。
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