2014年9月にパナソニックがテクニクスブランドを復活することを発表しました。そして2015年2月にC700シリーズとして2シリーズ7製品を展開しました。今回はそのシリーズの中にあったプリメインアンプ「SU-C700」を展示品処分で買うことができました。
仕様
・定格出力(JEITA)
45 W + 45 W(1 kHz, T.H.D. 0.3 % , 8 Ω ,20 kHz LPF)
70 W + 70 W(1 kHz, T.H.D. 0.5 % , 4 Ω ,20 kHz LPF)
・入力感度 / 入力インピーダンス
LINE 200 mV / 22k Ω、PHONO(MM)2.5 mV / 47 kΩ
・周波数特性
LINE 20 Hz – 80 kHz( -3 dB , 8 Ω)、
PHONO(MM)20 Hz – 20 kHz(RIAA 偏差 ±1 dB , 8 Ω)、
COAXIAL 1 / 2 / 3 , 20 Hz – 90 kHz( -3 dB , 8 Ω)
・負荷インピーダンス
4 – 16 Ω
・アナログ入力端子
LINE×1、PHONO(MM)×1
・デジタル入力端子
同軸デジタル × 3 、光デジタル × 1 、USB-B
・USB-DAC(USB-B)
USB Audio Class Specification
USB Audio Class 2.0、アシンクロナスモード
・サポートコーデック
DSD○(2.8224 MHz , 5.6448 MHz)
PCM○(32,44.1,48,88.2,96,176.4,192 kHz / 16,24,32 bit)
・ヘッドホン出力
○
・システムポート
システムコントロール入出力 × 2 (Φ3.5mm ジャック)
・電源
AC 100 V(50 Hz / 60 Hz)
・消費電力
73W
・外形寸法(W×H×D)
340 × 132 × 325 mm
・質量
約 8.3 kg
・カラー
-S(シルバー)
・付属品
リモコン、電源ケーブル、取扱説明書、保証書
※メーカーページより引用
外観
フロント

トップ

サイド

リア

フロントライトアップ(明室)

フロントライトアップ(暗室)

リモコン(メーカーページより引用)

その他に極太電源ケーブル、保証書が付属します。
視聴機の紹介
プリメインアンプ:Technics「SU-C700」
スピーカー:DENSOTEN ECLIPSE TD712zMK2
一体型プリメインアンプなので、SU-C700にPCで直接USB接続でYouTubeから視聴を行いました。

視聴レビュー
『BOW AND ARROW』米津玄師
TVアニメ「メダリスト」のオープニングです。
しっとりとしつつもドライな音色にボーカルとバックバンドを鳴らしてくれます。
冒頭のイントロはプリズムのように音が広がっていき、ボーカルが入ると前に目の前に歌っているかのように再現されます。
低域から高域まで音はしっかり出ておりますが、どこまでもというわけではなく、聴き疲れしない所まで音を出しているようなイメージでした。
扱いやすさを感じるプリメインアンプでしょう。

おススメの楽曲
『ナナの過去』長谷川智樹
しっとりしていますがドライな音色のアンプなのでギターやベースとの相性が良いです。
この音源はTVアニメ「NANA」のサウンドトラックから持ってきました。
ギターの中高域の弦を弾いてビブラートをかけ具合や余韻が確り再現してくれます。
ベースやドラムスの中低域は鋭くデットに響き無駄のない音色が楽しめます。
さらにキレを出したいときはロジウム系のプラグがついている電源ケーブルを採用すると良いでしょう。

総評
しっとりとなめらかでありつつ、乾いた成分も含まれている、そんな、プリメインアンプです。
音場もそこそこ広く使いやすいアンプかと思います。
特に聞いてほしいのはギター系の曲ですかね。弦を弾いた時、弦でビブラートをかけた時の音が最高です。後継機は2倍以上の値段になっており、オークション相場ではギリ10万円以下で買えるので、一体型DACつきプリメインアンプをお探しの方にはおススメの逸品です。
↓下の価格は40万円ちかいプライスになっていますが、中古相場は10万円以下(2025年5月現在)です。

おススメなウィスキーも入れておきます。

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