DLA-X570RはXシリーズの5世代目にあたるモデルです。1画素を斜めに0.5画素シフトすることで解像度を倍増し4K映像を実現する高解像度表示技術を搭載します。前作よりも高繊細4K映像となり、ピュアダイレクトモードを搭載しブラッシュアップを図ったモデルでした。発売当時は60万円前後の価格帯で手が出せないプロジェクターでしたが、ようやく中古で10万円半ばになってきましたので買ってみることにしました。

仕様
表示デバイス | 0.7型「D-ILA」デバイス (1920×1080)x 3 | |
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「e-shift5」 テクノロジー | ● | |
解像度 | 3840 x 2160*1 | |
レンズ | 2倍電動ズーム・フォーカスレンズ f=21.4~42.8 mm、F3.2~4 | |
レンズシフト | 上下80%、左右34%(電動) | |
レンズカバー | – | |
投写サイズ | 60型~200型 | |
光源ランプ | NSH 265W (ランプ寿命:ランプモード 低モード時で約4,500時間) | |
明るさ | 1,800 lm | |
コントラスト比 | ダイナミック | 400,000:1 |
ネイティブ | 40,000:1 | |
入力端子 | HDMI | 2(3D/Deep Color/HDCP 2.2 対応) |
出力端子 | トリガー | 1(ミニジャック、DC12V/100mA) |
3D シンクロ | 1(ミニDIN3pin) | |
制御端子 | RS-232C | 1(D-sub9pin) |
LAN | 1(RJ-45) | |
ビデオフォーマット | デジタル | 480p, 576p, 720p 60/50, 1080i 60/50, 1080p 60/50/24, 3840 x 2160p 60/50/30/25/24, 4096x2160p*2 60/50/30/25/24 |
PC入力信号(HDMI) | VGA/SVGA/XGA/WXGA/WXGA+/SXGA/WSXGA+ | |
3Dフォーマット | フレームパッキング | 720p 60/50、 1080p 24 |
サイドバイサイド(half) | 720p 60/50、 1080p 60/50/24、 1080i 60/50 | |
トップ&ボトム | 720p 60/50、 1080p/24 | |
消費電力 | 380W(通常待機時: 1.5W、エコモード待機時: 0.4W) | |
ファンノイズ | 21dB (ランプモード 低モード時) | |
電源 | AC100V、50/60Hz | |
外形寸法 (幅x高さx奥行き) | 455 x 179 x 472 mm | |
質量 | 15.4kg |
メーカーページより引用
外観
開封1

開封2

本体トップ(X5×シリーズは艶消し塗装)

フロント(X5xシリーズは電動スライドドアなし)

背面(HDMI×2、RJ45、3Dメガネ用のポート)接続ポートがスッキリになりました。

説明書

電源ケーブル

レンズキャップ

リモコン(通常)

リモコン(ライトアップ)

視聴機の紹介
ブルーレイレコーダー:Panaosnic プレミアム4Kディーガ DMR-ZR1
HDMIケーブル:エイム電子 LS3-15


視聴レビュー
AmazonBarの画像です。お酒類のカラフルな表現が水彩画のような瑞々しく見えます。手前から奥に向かって引きこまれるのはこのモデルならではですね。

南天の画像です。雪の白い粒立ちや赤い色の実が綺麗に再現されます。4Ke-shiftは線が太く出るイメージがあるので、画角が近いものはとてもリアルに映し出してくれます。

桜の画像です。細部の再現までは難しいのですが、十分な立体感がでています。桜や空のパステル調が美しいですね。

録画の文字です。アライメント調整しておりますので色被りなどは殆ど無いのでクッキリハッキリ確認することができます。このあたりは個体差が出てくる部分でもあります。今回試したプロジェクターは割と良好な個体かと思われます。

総評
DLA-X570Rはちょうどよいモデルに仕上がっていると感じました。1800lmの明るさに40,000:1のコントラストはスペック上は物足りなさを感じていましたが、実際に投影してみると杞憂に終わりました。ここまでの再現度高い映像が映し出されれば申し分ありません。8年前のモデルですがお値段がお手頃になってきた今だからこそおススメしたいモデルです。これから本格ホームシアターを検討している方は中古の本モデルを探してみてください。
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