電源ケーブルにも寿命があります。特にコンセント部分が傷んできます。ケースとして6つあります。
- 電源プラグに黒くなっている部分がある
- コンセントにひびがはいっている
- コンセントが抜けやすい
- プラグ内部にほこりがたまっている
- 省エネボタンが光らない
- 省エネボタンがチカチカしている
簡単に列挙するとこのぐらいでます。不明の場合でも数年使っているうちにどこか該当していると思います。今回、実家の電源タップが5と6に該当するので交換してみました。
電源タップの選び方
特段、どれを選んでも良いでしょう。どれも一般のご家庭で使えるような設計になっています。私は使う場所の距離と口数、あと安全性で選びました。
選んだのはエレコム「T-E5C-2610WH」「T-K6A-2625WH」です。これらを選んだ理由は安全性です。
基本的にトラッキング防止プラグ、ユリア樹脂二重構造、二重ひふくコードは必要だと考えています。
まずトラッキングとはどんなものかというと、長い間コンセントに電源プラグを入れっぱなしにしていると、コンセントと電源プラグの間に「ホコリ」と「湿気」がたまり、刃と刃の間にトラックと呼ばれる電気の道ができて、発火します。
そこで上記のような電源プラグとコンセントの間にほこりがたまる部分にプラスチックの絶縁体が加わり防止できる仕組みです。
次にユリア樹脂についてです。ユリア樹脂とは、尿素とホルムアルデヒドの重合反応によって生成される熱硬化性プラスチックのことです。耐熱性が高く、難燃性で、電気絶縁性に優れています。
弱点は衝撃に弱いことです。画像の通り、電源プラグを入れる所だけそうなっているように見えますのでうまく強度の面は分散されているように見受けられますし、だからといってすべてがABS樹脂の電源タップと比べると発火性は低いと思いますのでこれはあった方が良いです。
最後に二重被ふくコードについてです。経産省のページを読むと、業務用タップ、OAタップでコードが二重被ふくになっているもので、事故は殆どないという表記があります。つまり安全性が高いというふうに考えられます。
あと、被覆が破れても二重になっているので普通のコードよりも安全性は高いと見受けられます。以上の点からこの製品を選びました。
使い方の例(T-E5C-2610WH)
まず「T-E5C-2610WH」です。コンセントの近くにあるので距離は1メートルで、6口タイプです。
このコンセントタップ面白くて、コンセントを入れる部分が上にありません。
差込口は横にあります。これにより凹凸物がなくスタイリッシュに見えます。一つだけ大きなACアダプタでも対応できるように、コンセントの幅があり便利です。
以前の電源タップはケーブルが長くて、差込口が上にありゴチャゴチャしています。ちなみに、電源タップのケーブルが長すぎると、ひっかけて転んでしまう可能性や、ケーブルをインテリアの足で踏んでしまいとても危ないので、用途にあった長さを選ぶのがベストです。
すっきりしました。幅のあるACだっぷもスッキリと見せることができました。また、電源タップの長さも1メートルしかないのでコンパクトです。
使い方の例(T-K6A-2625WH)
次にT-K6A-2625WHです。距離はちょっと遠いので2.5m、6口タイプです。
画像パッケージ越しですみません。いたってよく見る電源タップです。テレビやオーディオ製品に使うので雷ガードのあるものを買いました。
余談ですが、雷が家に落ちて家電製品が壊れてしまった場合、特別な保証を入れない限り、保証はききません。高額製品をお使いの方は入れておくと良いです。
5年以上使っているので、ホコリまみれで、汚れもひどいです。
交換後の様子です。言い忘れましたが、こちらも、一つだけ大きなACアダプタでも対応できるように、コンセントの幅があり便利です。
以上の通り、電源タップを交換しました。これでまた安心してつかえます。どこかおかしいと思ったらまた買い替えたいと思います。
※省エネボタンが不要な方は、Pnasonicの電源タップも似たような作りなのでリンクを入れておきます。
コメント